女性器の何が悪い!ろくでなし子さんの魅力
自分の局部を3Dプリンターで使用できる形のデータにし、逮捕された『ろくでなし子』さん。釈放されてから警察に、日本社会に、怒りをぶちまけていますね。
性器に対して『まん中』と言う公的場で語らう事が可能なほどキャッチーなネーミングをする辺り、さすがだなと思います。
※ここでもあえて女性の局部をろくでなし子さん風に『まん中』と表現させて頂きます。
この度の逮捕に関しての罪と罰に関しては別としまして興味深い方なので分析をしましょう。
エキシビショニズム(露出性愛)
ろくでなし子さんは確実にエキシビショニズムに当てはまるように思えます。
この方は見事な形で自分の性器を擬似的に露出させる事に成功してらっしゃいます。
まん中は別名、陰部・恥部などとも言われております。陰とは影まったと言う意味で、恥とはそのまま恥ずかしいと言った意味です。つまりまん中は人間が知性を持った事で世の中の大半の人が持ち合わせた感覚である、陰な部分であり、恥な部分と言う認識が備わりました。
寄付者を募り、寄付者に対して女性器の3Dデータを配布したとして、警視庁に逮捕された『ろくでなし子』さんが釈放され、2014年7月24日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見をされたそうです。会見の中では
「自分の性器と向き合う機会が非常に少なく、体の一部なのにゆがんだイメージを持っている人も多い」
と恥部に対しての知的な物言いを申されております。ご自分の性器と向き合うのは結構な事ですし、石膏などで型を取って遊ぶのも良いと思います。
しかしこの方は『お披露目』をされています。
この行為は、ただ自分のまん中を愛する、と言った枠を超えて公然にお披露目をしたいという欲求・願望。
この行為をエキシビショニズム(露出性愛)と呼ばれています。エキシビショニズムを行う人の事を露出狂と称される事もあります。
最初はヌーディストと同じ感覚で自然回帰が目的ではないか?と思いましたが、先の記者会見で外国特派員が説明の中で「MANKO」と表現する際、そしてネットに自ら配信している動画の中でろくでなし子さんの主張の際の「まん中」と表現する際、本人がクスクスと笑いをこらえたのが、エキシビショニズム認定の決定打でした。
認識の中で恥ずかしい、けど、影まっていて可愛そうな真ん中。露出する事でさらに自分のまん中を愛する事ができると言うフェティシズムですので、ろくでなし子さんのまん中に対する愛は本物と言わざるを得ないでしょう。
ただ、寄付と言う形を取りながらも局部無修正図画の販売と言う形に取られてしまったのは致し方ない事だと思いますが、無修正AV、モロが写っているビニ本の販売と違うと主張2万人超えの「署名」が集まり釈放されたのは、さすがに世の中がこれから変わって行く予感がしてなりません。
ろくでなし子氏プロフィール
笑顔がとても素敵な可愛らしいお嬢さんです
本業:漫画家
まんコラム二スト
日本性器のアート協会会員
自らの女性器(まん中)を型どりデコレーションした立体作品「デコまん」造形作家。
HP:漫画家・ろくでなし子
事件概要
自身のまん中をモチーフにしたボート作成を企画。
ボート作成費の寄付金募集を行う。
2013年6月18日の募集開始から1週間で募集目標の51万4000円最終的には100万円に達成し9月6日募集締め切り。
自分の女性器の形を復元できる3Dプリンタ用のデータを32人にダウンロード配布。
わいせつ電磁的記録頒布の罪にあたるとして2014年7月12日逮捕。
釈放を求め、2万人以上が「署名」、7月18日に釈放。
2014年7月24日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見。会見でのろくでなし子さんは、世の中に対しての憂いをしばしにやけながらぶつけました。
「女性器は女にとっては生理、セックス、妊娠、出産と、自分の肉体の一部として、あまりにも身近なもの。それが『わいせつ』という言葉によって、女性の持ち物でもあるにもかかわらず、女性器がどこか遠い存在になっている。これはおかしいのではないかという思いが、私の根底にある」
「自分の性器と向き合う機会が非常に少なく、体の一部なのにゆがんだイメージを持っている人も多い」